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[児童・生徒用]震災津波から学ぼう

\ 小学校高学年から中学生を対象としたコーナーです /

被災地の中学生・高校生の声と活動に学ぼう

中学生「わたしの主張」発表作文

宮古市立田老第一中学校の生徒は“いま!”

宮古市立田老第一中学校在籍時、「わたしの主張」宮古地区大会で受賞した加藤諒太さんと山本拓実さんは、作文に書いた復興への思いやふるさとを思う気持ちを大事にし、現在、まちの復興と発展に力を注いでいます。

震災から6年

“命てんでんこ”を地元外の人にも伝えていきたい

消防士 加藤諒太さん

 私は、東日本大震災津波を経験して、人の命を助ける仕事に就きたいという希望をかなえて、現在、宮古消防署に勤めています。消防士は、生きるか死ぬかの狭間である現場に立ち会う機会も多く、改めて命の大切さを実感しています。
 地元に伝わり、守り伝え続けてきた地元の知恵である“命てんでんこ”の教えを、これからもたくさんの人に伝えていきたいという気持ちは今も変わっていません。消防士になって終わりではなく、これからどう地元の役に立つかが問題だと思います。自然災害が起きたときにも役に立てる消防士として、自分自身、成長していきたいと思っています。

震災から6年

三陸の海は変わらない。ここから地元の未来がはじまる

潜水士 山本拓実さん

 「復興のために何かする」、中学時代に書いたその思いは今も変わっていません。中学を卒業し、種市高校に進学・卒業して、希望の潜水士になった今、ふるさと田老、三陸の海で働いていることをうれしく思っています。津波があったからといって、三陸の海は何も変わりません。今も変わらず、たくさんの恵みを与えてくれ、その海で漁業やさまざまな仕事を営んでいる人がいる、とても大切な海です。
 今はまだ修行の身ですが、早く一人前の潜水士として活躍したい。三陸の海から、ふるさとの復興のために、自分ができることをしていきたいと思っています。

「わたしの主張」岩手県大会発表受賞作文

※学校名・学年は当時のものです。

題名 学校名・学年 年度
おとうの決意 野田村立野田中学校・3年 平成24年度
父が教えてくれたこと 一関市立萩荘中学校・3年 平成24年度
絵本から 岩泉町立小川中学校・3年 平成25年度
握り拳ひとつ分の命 陸前高田市立第一中学校・3年 平成27年度
今だから伝えたい 遠野市立遠野中学校・3年 平成27年度

岩手県立高田高校 平成23年度入学生たちの作文『私たちの町、今とこれから』
~地域の未来を担う世代の「証言」と「決意」~

東日本大震災津波直後の平成23年4月に岩手県立高田高校(陸前高田市)へ入学した1年生180名は、「情報」の授業の課題として、作文『私たちの町、今とこれから』を書きました。
地域の未来を担う世代が、被災体験と向き合いながら綴った「証言」と自らの将来、街の復興への「決意」の一部を紹介します。

震災前

震災後(2011年6月)

大船渡市立第一中学校 学校新聞「希望」

大船渡市立第一中学校の生徒が作成した学校新聞「希望」は、多くの被災者に希望をもたらしました。

第1号
(2011.3.18発行)

第2号
(2011.3.28発行)

第3号
(2011.4.4発行)

第4号
(2011.4.11発行)

第5号
(2011.4.18発行)

第6号
(2011.5.2発行)

第7号
(2011.5.20発行)

第8号
(2011.6.9発行)

第9号
(2011.7.22発行)

号外
(2011.7.22発行)

第10号
(2011.8.23発行)

第11号
(2011.9.9発行)

第12号
(2011.9.29発行)

第13号
(2011.10.7発行)

第14号
(2011.11.11発行)

第15号
(2011.12.2発行)

第16号
(2011.12.22発行)

第17号
(2012.2.2発行)

第18号(1)
(2012.3.10発行

第1号(2011.3.18発行)

第18号(2)
(2012.3.10発行)

第19号
(2012.5.7発行)

第20号
(2012.7.6発行)

第21号
(2012.7.12発行)

第22号
(2012.7.20発行)

第23号
(2012.8.24発行)

第24号
(2012.10.12発行)

第25号
(2012.10.19発行)