津浪襲來は豫知することは困難なるも、その副現象に注意することは、幾分でもその被害を減少することが出來る。
『昭和八年三月三日 大槌海嘯略誌』
発行日/昭和8年12月20日 発行/大槌尋常高等小學校臨時海嘯調査部
[本文](※「第五章 津浪被害豫防法及び地震津浪に對する心得」より抜粋)
4、警浪の警戒
津浪襲來は豫知することは困難なるも、その副現象に注意することは、幾分でもその被害を減少することが出來る。
以上の様なことを常に考へて置いて、それぞれの準備と心構へとを怠つてはならぬと思ふ。若し一朝不幸にして今時の様な災害に會つた際、びくともせぬ訓練を積んで置く事は大切だと考へる。
あわてるな先づ落ちついて
『昭和八年三月三日 大槌海嘯略誌』
発行日/昭和8年12月20日 発行/大槌尋常高等小學校臨時海嘯調査部
[本文](※「第五章 津浪被害豫防法及び地震津浪に對する心得」より抜粋)
5、地震・津浪に對する心得
△、あわてるな先づ落ちついて・・・・・・
電燈ば安全器によつて電流を遮断して、漏電による失火を防せげ
『昭和八年三月三日 大槌海嘯略誌』
発行日/昭和8年12月20日 発行/大槌尋常高等小學校臨時海嘯調査部
[本文](※「第五章 津浪被害豫防法及び地震津浪に對する心得」より抜粋)
5、地震・津浪に對する心得
△避難するときには・・・・・・・・・・
土砂・岩石の崩壊が、河水の流れをせき止める恐れがあるから氣をつけよ
『昭和八年三月三日 大槌海嘯略誌』
発行日/昭和8年12月20日 発行/大槌尋常高等小學校臨時海嘯調査部
[本文](※「第五章 津浪被害豫防法及び地震津浪に對する心得」より抜粋)
5、地震・津浪に對する心得
△山間の人は・・・・・・・・・・・・・
緩漫な長い大揺れの地震(時計の振子が止り、棚のものが落ちる程度のもの)があつたら、津浪襲來の慮れがあるから、少なくとも一時間位は警戒せよ
『昭和八年三月三日 大槌海嘯略誌』
発行日/昭和8年12月20日 発行/大槌尋常高等小學校臨時海嘯調査部
[本文](※「第五章 津浪被害豫防法及び地震津浪に對する心得」より抜粋)
5、地震・津浪に對する心得
△海岸の人は・・・・・・・・・・・・・
△平素の心得・・・・・・・・・・・・・