東日本大震災津波による岩手県の被害状況
東日本大震災津波の概況
東日本大震災津波では、県内各地で深刻な被害が発生しました。
津波は、1896年（明治29年）、1933年（昭和８年）の三陸地震津波、1960年（昭和35年）のチリ地震津波を凌ぐ大きなもので、特に沿岸地域における人的、物的被害は甚大なものとなりました。
県内の人的被害は、死者4,672人、行方不明者1,122人、合計5,794人にも及んでいます。
家屋被害は、全壊・半壊を併せて26,077棟にのぼり、そのほとんどが津波による被害となっています。
※ 死者数、行方不明者数、家屋倒壊数はいずれも平成29年2月28日現在のもの
沿岸市町村の被害状況
地図をクリックすると詳細画面が開きます洋野町
震度
震度4（計測震度4.2）／洋野町種市
震度4（計測震度4.1）／洋野町大野
津波痕跡高
久慈市
震度
震度5弱（計測震度4.6）／久慈市川崎町
震度5弱（計測震度4.6）／久慈市長内町
震度4（計測震度3.9）／久慈市山形町
津波痕跡高
野田村
震度
震度5弱（計測震度4.9）／野田村野田
津波痕跡高
普代村
震度
震度5強 （計測震度5.3）／普代村銅屋
津波痕跡高
田野畑村
震度
震度4（計測震度3.9）／田野畑村田野畑
震度4（計測震度3.6）／田野畑村役場
津波痕跡高
岩泉町
震度
震度4（計測震度4.2）／岩泉町岩泉
津波痕跡高
宮古市
震度
震度5強（計測震度5.0）／宮古市茂市
震度5弱（計測震度4.9）／宮古市区界
震度5弱（計測震度4.8）／宮古市五月町
震度5弱（計測震度4.8）／宮古市鍬ヶ崎
震度5弱（計測震度4.7）／宮古市田老
震度5弱（計測震度4.7）／宮古市川井
震度5弱（計測震度4.5）／宮古市長沢
津波痕跡高
山田町
震度
震度5強（計測震度5.1）／山田町大沢
震度5弱（計測震度4.7）／山田町八幡町
津波痕跡高
大槌町
震度
気象庁データ欠測（隣接する釜石市、山田町では、震度6弱～震度5弱を観測）
津波痕跡高
釜石市
震度
震度6弱（計測震度5.7）／釜石市中妻町
震度5強（計測震度5.4）／釜石市只越町
津波痕跡高
大船渡市
震度
震度6弱（計測震度5.6 ）／大船渡市猪川町
震度6弱（計測震度5.6 ）／大船渡市大船渡町
震度5弱（計測震度4.9）／大船渡市盛町
津波痕跡高
陸前高田市
震度
気象庁データ欠測（隣接する大船渡市では震度6弱～震度5弱を観測）
津波痕跡高
データ出典元
- ※震度／気象庁「平成24年12月地震・火山月報（防災編）●付録５「平成23年（2011年）東北地方太平洋沖地震」による各地の震度」
- ※津波痕跡高（津波により建物や地表面に浸水の痕跡が残った部分の最大の高さ）／平成23年10月20日 第７回岩手県東日本大震災津波復興委員会資料「資料１岩手県沿岸における海岸堤防高さの設定について」
- ※死者、行方不明者、家屋倒壊数／岩手県総務部総合防災室「東北地方太平洋沖地震に係る人的被害・建物被害状況一覧」（平成29年2月28日現在）、死者数は直接死のみ、家屋倒壊数は全壊・半壊の合計
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